体作り

成長期の野球選手のための体作り 故障防止ケアの方法

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野球は肩・肘のスポーツ障害が多く、野球肩・野球肘と名付けられているほど、野球の動作と障害に因果があります。肩・肘だけでなく、成長期にはオスグッド・シュラッター病と呼ばれる膝のスポーツ障害も発生しやすいです。

成長過程にある子供の体は大人の体と異なります。子供の骨はこれから伸長するために軟らかく、筋力もつきにくくなっています。そのため大人に比べ、小さな負荷で故障につながります。しかし、正しい知識を持ち、適切な運動をすることで故障は防止できます。

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成長過程の子供の体について

第二次性徴期を終えて、大人の体になるまで、子供の体は目まぐるしく変化を続けています。子供と大人で大きく異なるのが骨です。子供の骨は大人より軟骨部が多いため軟らかいです。成長軟骨と呼ばれる骨が伸びるための軟骨層が骨端にあります。

この成長軟骨部分は骨の中では特に脆弱で、故障が発生することが多い部分です。成長期になれば骨が急速に伸びます。骨の伸びの速さに筋肉や腱の成長が追いつかず、筋肉が骨の両端で引っ張られた状態になってしまいます。これにより成長痛が発生します。

成長期はこのようなメカニズムで骨に負荷がかかりやすくなり、成長軟骨はより脆弱になってしまいます。筋肉が引っ張られているので体が硬く、柔軟性が低下している状態です。この状態で運動することで骨に大きな負荷がかかり故障につながってしまいます。

骨の成長の終わり頃まではトレーニングをしても筋肉がつきにくいです。運動しても筋肉になりづらいので、運動量が直接、骨の負担になっていきます。大人であれば運動すれば筋力アップし、負荷に強くなりますが、子供は骨が軟らかいうえに筋力が上がらないので、運動量には注意が必要です。

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スポーツ障害になる原因

疲労や骨の成長で筋肉が硬直し、一時的に大きな負荷や継続的に小さな負荷がかかることでスポーツ障害が発生します。原因として大きく3つあります。身体機能が未熟・誤った動作をしている・運動過多の3つです。

身体機能の未熟さ

子供の体は発展途中のため機能的に未熟な場合が多いです。運動神経や柔軟性・筋力が足らず、体の各部位が上手く稼動しない、思ったように体を動かせないといった事が起きます。機能不足が原因で誤った動作につながることあります。機能を上げるトレーニングをして機能不足を解消しましょう。

誤った動作

機能不足が原因で動作に支障をきたす場合もありますが、身体機能は問題ないのに誤った動作を覚えて、特定の箇所に大きな負荷がかかってしまい故障につながる事があります。例えば、肘を下げず、上から投げることを意識しすぎ、無理なオーバースローをして肩を痛めるということがあります。

運動過多(オーバーユース)

正しいフォームで運動していても使い過ぎることで疲労が蓄積され故障につながります。優秀な選手は投手になることが多く、チームの勝利のために投球数過多になりがちです。子供のうちは指示されても断れず、自己管理能力も高くないです。指導者の管理力が問われます。

スポーツ障害・故障防止のためにできること

まず誰にでもできて、最もおすすめなのがストレッチです。子供は骨が伸び、筋肉が引っ張られた状態で体が硬くなりがちです。ストレッチをして、少しでも体の柔軟性を確保することで故障を回避できます。

次に重要なのが、筋肉の柔軟性を高めることです。筋肉は使い過ぎても使わな過ぎても硬くなる性質です。使い過ぎた場合はストレッチやマッサージなどでほぐすなどケアを行い、筋肉の柔軟性の回復をしましょう。

使わな過ぎの場合は身体機能の低下につながります。子供は身体機能が未熟です。身体機能の未熟さで可動域が狭く動作不良につながる場合は、その部位をトレーニングをすることで筋肉の柔軟性が高まり可動域が広がります。何度正しいフォームを教えても出来ない場合は機能不足が原因です。

ストレッチ・トレーニングで筋肉の柔軟性を高め、機能不足も解消できれば、正しいフォームを身につけましょう。正しいフォームは故障防止だけでなく、パフォーマンスアップにつながります。目に見えて成果が出るので子供も喜んで取り組みます。

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