野球を始める時のポイント

打てるようになるための小学生のバットの選び方

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小学生に合うバット選びのポイント

小学生は成長過程にあり、その特徴に合わせてバット選びも考える必要があります。短期的な視点だけでバットを選ぶと将来の成長を阻害する要因にもなります。小学生はゴールデンエイジと呼ばれる運動神経が急速に発達する時期です。大人と違い筋肉がつきにくいです。

ゴールデンエイジの特徴については野球がうまくなる子供の年代別(ゴールデンエイジ)練習法を参考にしてください。

小学生の成長段階の特徴とバットの特徴を踏まえて、子供に合ったバットを選びましょう。バットを選ぶポイントは大きく、形状(重さ・長さ・太さ・重心バランス)と素材です。形状と素材でどのような特徴があるのか確認していきましょう。

重さ

バットは重いほうがボールは飛びます。金属バットでゴムボールを打つと、力を入れなくてもボールが飛んでいきます。バット自体の重さで投げたボールの勢いを跳ね返しているからです。では、重いバットを選んだほうが良いのでしょうか。

答えはノーです。小学生の間は軽めのバットがおすすめです。小学生の間は筋力が弱く、筋肉の発達もあまりしません。一方で運動神経が急速に発達する時期です。この時期にバットを振る感覚、ボールを打つ感覚を養うことが何よりも重要です。

バットを操る感覚を身につける時期なので、重たいバットよりも自分でコントロールできる重さのバットを選ぶ方が重要です。短期的な打つ成果も出せ、運動神経が発達し長期的なバットコントロールの能力が身につきます。

自分でコントロールできる重さのバットの目安としては、バットを振った時にバットが波打ったり、下半身がふらついたりしていないかどうかで判断してください。重い・軽いは体の大きさや力の強さによって相対的なものなので、実際に振ってバットに振られていないか見てあげてください。

また、重いバットを使うと早く振り出さなければという意識が働きます。スイングスピードも速くしなければと思い力みがちです。軽いバットであれば、ボールを自分のポイントまで呼び込めボールの見極めがしやすくなります。

軽いバットだと重いバットよりスイングスピードが上がります。それによって速筋を刺激できます。筋肉が発達する時期ではないですが、速く振る感覚が身につきます。大人の野球選手もたまに軽いバットで使ってスピードを上げる練習をします。陸上選手も下りの坂道を走るスピードトレーニングをします。

小学生の間は当たれば飛ぶけど、使いこなせていないバットよりも、しっかりコントロールできるバットで感覚を養い、スイングスピードを高めていくべきです。

長さ

バットは長い方が遠心力が働き飛距離が出ます。ノックバットを使うとわかるように、通常のバットより軽く細いのに遠心力が働くことでボールを飛ばしやすいです。ただし、バットが長いとバットコントロールの難易度が上がります。

小学生に合ったバットの長さの基準は「腕の長さ×1.3」と言われています。スポーツ用品のミズノのサイトではバットを立てて腰骨と股下の間の高さにくるバットとしています。

バットの長さはバットを地面にたてて、またしたとこしぼねの中間あたりがめやすです。長すぎるバット、短すぎるバットは、使わないようにしよう!

https://www.mizuno.jp/baseball/yakyu_kichi/learn/y-navi/bat.html

体に合った長さのバットで実際に振ってみて、バットに振られないか判断してください。バットコントロールが出来ているのならば、長い方が良いです。バットのヘッドを使う感覚は打者としてとても重要です。運動神経が発達するこの時期に長いバットでヘッドコントロールの感覚を養うことをすすめます。

重心バランス

バットの重心の位置で

  • トップバランス 重心がバットの先
  • ミドルバランス 重心がバットの中間
  • カウンターバランス 重心がグリップ寄り

があります。

バットの長さと同じで重心が先にある方が遠心力が働きますが、バットコントロールの難易度が上がります。重心が先にあるトップバランスがおすすめです。バットの長さと同じく、小学生の運動神経が発達する時期にバットのヘッドコントロールの感覚を養えるからです。

ミドルバランス、カウンターバランスからトップバランスへは変更する時にバットコントロールの難易度が上がりますが、トップバランスから変更する時はバットコントロールがしやすくなります。非力でどんなに努力してもトップバランスが合わない場合は変更したほうが良いですが、最初はトップバランスで感覚を磨くことをおすすめします。

グリップ

グリップは持つ部分で手に触れるので感覚に大きく影響します。グリップの太さとグリップテープ、グリップエンドがポイントになってきます。グリップの感触を含めて、触れる部分なので本人の感覚に合うものを選ぶようにしてください。

グリップの太さと手の大きさの関係で必要な握力と感覚が異なります。バットの握り方が指先か手の平かでも選ぶべきグリップの太さは変わりますが、おすすめは指先で握り、細めのグリップです。バットコントロールを身に着けていくにはこの組み合わせが一番です。

太さはある程度であればグリップテープで調整することができます。テーピングなどを巻いて、少しずつフィットする太さを試してみると良いでしょう。グリップテープはスポーツ用品店に行けばサンプルで巻いているので、握って感触を確かめましょう。

グリップエンドの形も握った時の感触に影響します。振ってみて、感触を確かめましょう。大きいグリップエンドの場合、スイングのヘッドの回り方にも影響します。感触とバットコントロールの感覚を確認してください。

素材

様々な素材のバットがあります。軟式野球・硬式野球で異なりますが、バットの素材として木・アルミ合金・カーボン・超々ジェラルミン・高反発複合素材などが代表的です。素材によって反発力や耐久性などの特徴があります。素材でバットの金額もピンからキリまであります。

硬式野球用のバットは強度が必要なので、使用できる素材も限られていますが、軟式野球用のバットは素材の種類が豊富で選択するのに迷います。木製は反発力と耐久性ともに他の素材より弱く、大会規定で木製の指定がない限りは使用する選手が少ないので、特徴がわかりやすいです。

素材の細かい特徴を紹介しても分かりづらいので、バットの反発力と金額が比例して高くなるとイメージしておいてください。その中でも迷うのが高反発複合素材のバットを選ぶかどうかでしょう。複合バットは確かに飛びます。バントをすれば、かなり反発して飛んでいくのがわかります。

複合バットにも数種類あり、打感が異なります。従来の複合バットは打感があまりないタイプが多かったです。小学生にとっては飛ぶ喜びがあるのですが、打つ感覚が養われづらいデメリットもありました。今は打感がしっかりとある複合バットもあるので、予算が許せば選択肢にいれて良いでしょう。

バットはどうしても素材の反発力で飛距離に意識が向きがちですが、小学生の間にバッティングの感覚を養うためにも打感の良い素材を選ぶことをおすすめします。打感で選ぶと金属系のアルミ・超々ジェラルミンなどになります。アルミは軽く・反発力は弱めです。超々ジェラルミンは重くて硬く、反発力があります。

小学生のためのバットの選び方まとめ

小学生は成長段階にあるので、バットを選ぶ基準が大人と異なります。重めのバットの方が飛びますが、バットコントロールできなければ、子供にとって長期的に大きなマイナスです。運動神経が発達する時期なので、バットコントロールやヘッドを使う感覚を養えるような長期的な視点でバットを選んであげてください。

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