チームの練習以外でバッティング練習をしたい場合、公園では危ないので、バッティングセンターにいく必要があります。しかし、バッティングセンターが近くにない場合や、頻度が多いと費用がかさみます。公園や小さなスペースでできるソックスボールでの練習方法を紹介します。
ソックスボールって何?
その前にそもそもソックスボールって何?ですよね。ソックスボールとはいらなくなったソックスなどの生地を丸めてボール状にしたものです。ソックスに限らず、古いTシャツ、軍手などで作ることができます。
ソックスボールの作り方
- いらなくなったソックスを足先から団子結びしていきます。
- 団子結びしたら、生地を裏返して団子結びの部分を覆います。
- 団子結び部分を覆った状態でさらに団子結びします。
- 結び目を包んで裏返してを繰り返すと出来上がりです。
固く結べば密度が高まるので、固く重たいソックスボールになります。固くて思いと、当たったときの衝撃が強く、飛距離も出やすくなります。一方で、あまり軽すぎると打感が落ち、風の影響を受けやすく練習で使いづらくなります。状況に合わせて、結び方を調整してください。
ソックス自体を結ばずににガムテープや紐でくくる方法もありますが、すぐにほどけるので、ソックスを団子結びにするのが他に道具も不要で手っ取り早いです。
ソックスボールの練習のメリット
ソックスボールでの練習のメリットは生地でできているので柔らかく、実際のボールに比べて危険度が低いことです。ボールほどの弾力がないので飛距離も出づらいです。壁などに向かって打てば、飛び散らず、かなり狭いスペースで効果的に練習できます。
打感があるので公園でもバッティング練習のような感覚が味わえます。ソックスボールの衝撃であれば、子供のパワーによりますが、正面から投げてバッティングできるので、投球の軌道に近いバッティング練習ができます。不要になったソックスを活用するので経済的負担もないです。
ソックスボールの練習方法
トスをしてティーバッティングや正面から投げてフリーバッティングができます。正面から投げることで実際の投球の軌道に近づくだけでなく、速い球の練習や変化球の練習もできます。速い球の練習なら少し固めに結んでソックスボールを作り、空気抵抗を受けにくくします。
ソックスを軽く結ぶと空気抵抗を受けやすく変化しやすくなります。結び目で重心の位置を工夫することで狙った変化を生みやすくなります。数枚のソックスを使えば大きさと重さが出て、ソフトボール打ちのような練習も可能です。
ソックスボールの注意点
ソックスボールを固く結ぶと衝撃が高まり、ケガの危険度が高まります。子供の打力に合わせて調整してください。幼児・高齢者には生地でも当たれば強い衝撃です。周囲に注意してバットを使ってよい場所で練習してください。
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